GA4を入れたけど何を見ればいい?小さい会社が最初に見る数字

たくさんの指標を見る前に、何を知りたいかを決める。流入元、読まれたページ、問い合わせにつながる行動を順番に確認します。
初期記事(仮原稿)です。公開前に、運営者の経験・提供内容に合わせて確認・編集してください。
最初に決めるのは、見たい数字ではなく目的
GA4を開いて、たくさんのグラフに戸惑うのは自然なことです。全部の数字を理解しようとする前に、サイトで何を実現したいかを一つ決めましょう。
問い合わせを増やしたいなら、訪問者数だけでなく、相談ページに進んだか、実際に送信されたかを知る必要があります。まず目的を書き、そのために見る数字を選びます。
一つ目は、どこから来たか
検索、SNS、広告、ほかのサイトからのリンクなど、訪問の入口を確認します。多い経路が必ず良い経路とは限りません。少ない訪問でも、事業に合う相談につながる場合があります。
期間をそろえ、流入元ごとの訪問と、その先の行動を並べます。キャンペーンを実施した場合は、その日付も記録します。数字が増えた理由を、サイトの改善だけに結びつけないためです。
Google検索で使われた言葉を知りたい場合は、GA4だけでなくSearch Consoleも使います。役割の違いはアクセス解析のページで整理しています。
二つ目は、どのページが読まれたか
よく見られるページと、問い合わせ前に読んでほしいページを確認します。ブログだけ読まれているなら、記事からサービスの説明へ自然に進めるか見直すきっかけになります。
閲覧数が少ないページも、すぐに削除する必要はありません。問い合わせを検討する人だけが見る、重要な説明ページかもしれません。ページの役割と数字をセットで考えます。
滞在に関する数字も、長いほど良いと決めつけないようにします。短い時間で必要な連絡先が見つかるページなら、その短さが不便を意味するとは限りません。
三つ目は、問い合わせにつながる行動
「相談ボタンのクリック」と「送信完了」は別の行動です。ボタンを押した後で入力をやめる人もいるので、クリック数をそのまま問い合わせ件数にしないようにします。
測定したい行動を決め、必要に応じてGTMなどで計測を設定します。GA4のキーイベントとして扱う行動も、事業の目的に合わせて選びます。
外部フォームを使う場合は、送信完了をどのように確認できるかがサービスによって異なります。フォームの受信件数と照らし合わせ、意図した行動を測れているかを先に検証します。メールアドレスや相談本文を解析イベントに含めない設計にしましょう。
数字が少ないときは、件数と期間を一緒に見る
訪問数が少ないサイトでは、数件の動きで割合が大きく変わります。割合だけを比較するのではなく、実際に何件だったかを確認します。
また、計測の設定を途中で変えた場合は、その前後を単純に比較できないことがあります。自分のアクセス、同じ人の複数操作、計測を拒否した訪問などによっても、実際の利用と数字に差が生まれます。
ひとつの指標に正解を求めるより、問い合わせの内容や実際の受信記録も含めて判断する方が、次の行動につなげやすくなります。
確認したら、改善を一つ選ぶ
例えば、サービスページは見られているのに相談ページへ進まれないなら、説明が足りないのか、相談リンクが見つかりにくいのかを確認します。Clarityなどの操作記録も手がかりになりますが、読者の気持ちは数字だけで断定できません。
仮説を立て、一つ変更し、変更日を記録します。次に同じ観点で確かめることで、数字を見る作業が改善の習慣になります。
「計測が合っているか分からない」という段階でも、Webサイト分析・改善で現在の状況から整理できます。
